悪質なところもあるので要注意！
転職サイトを活用してIT業界への転職を成功させるためには、転職サイト選びがとても大事。中にはかなり悪質なところもあるので注意が必要です。転職サイトの質を見極めるためのヒントになるのが転職サイトの使い方です。どこも同じサービスのように見えて少し違うところもあるので、見極めのポイントを意識しながらよく比較してみましょう。では、実際にどんなところに気をつければいいでしょうか。
キャリアカウンセリングは重要なチェックポイント
転職サイトに登録すると、まずあるべきなのがキャリアカウンセリングですが、登録だけすれば求人が送られてくるようなやり方をするところもあります。キャリアコンサルタントが直接本人と会ってカウンセリングを行うところは、利用者の要望をきちんと考慮した求人紹介をしようという姿勢が感じられますが、キャリアカウンセリングなしのところや、あったとしても電話のみというところは要注意だと思っておいたほうがいいでしょう。利用者のことをよく知ろうともせずに、適当に見つくろった求人を紹介して、とにかく話をまとめようとする雑なやり方を感じたら、すぐにお断りするのが身のためかもしれませんね。残念なことに自社の利益さえ上がれば利用者のことは2の次で良いという考え方のところもあるのが現実なので、最初からサポートが手薄な感じがする転職サイトは避けたほうが安全でしょう。
ノルマさえ達成できればいいという雰囲気は言語道断
人材を紹介して収益を出すビジネスモデルである以上、利用者にどうにかして転職してもらいたいというのが転職サイトの本音です。そのこと自体は悪くないのですが、転職サイト側の都合ばかりが前面に出ているような求人紹介のやり方は困りものですよね。例えば、「Web業界でエンジニアとして働きたい」と言っているのに営業ばかり紹介してくるなど、勧めてくる求人が希望と全く噛み合わないようなら、それは自分に合う求人ではなくて転職サイトが紹介したい求人の可能性大です。
良質の転職サイトとは？
悪質な転職サイトに気をつけなければ！と思って警戒していると、どこも怪しく見えてきたりもしますが、優良な転職サイトももちろんありますのでご安心を。転職サイトには大手が運営しているところや中小企業が運営しているところがありますが、どちらにしても利用者のことを考えて丁寧なサポートをしているかどうかがまずチェックポイントになります。転職を決めるまでの間のサポートはもちろん、アフターフォローまでしっかりしているところは、最初から責任を持って対応してくれる可能性が高いと判断できるでしょう。本人が希望していることと実際にできることが違う場合ももちろんありますが、もしそうならなぜなのかをきちんと説明してくれるはずです。